壁掛けとしても美しいタペストリー(つづれ織り)にあなたのデザインをプリントいたします。
取り扱い
表面の拭き取りのみ可能です。手で優しくお掃除して下さい。
ニードルポイントが高ければ、より細かい編み目となります。この3種類のニードルポイントのタペストリーに共通な点として、使う画像や写真の解像度はそこまで重要ではございません。システムがクオリティが低い旨をお伝えする場合がございますが、ほとんどの場合問題なく綺麗に印刷されます。これはタペストリーの編み目が通常の生地(Tシャツの生地など)に比べて大きいため、解像度の高さはそこまで必要としないからです。
印刷される素材には多くの穴が開いております。この穴が無数にあることにより、印刷されない箇所が発生します。つまり、基本的には細かなディテールなどは印刷されないということになります。全体的に色の彩度が落ちた印象にもなるため、色のコントラストがはっきりとしたデザインが好まれます。極力色を多く入ったデザインを使わない方が、後々刺繍を施す際に楽になるでしょう。
ここで2つのクラフトワークをご紹介いたします。いわゆる’刺繍’と呼ばれるものと’カウントスティッチ’と呼ばれるものがあります。前者は針と刺繍糸を使って、プリントされたデザインに沿って針を通していきます。後者のカウントスティッチはイングランドでは最もポピュラーなクラフトワークで、生地全体を刺繍でカバーする方法で、新たなタペストリーデザインを構築できます。
10から14までのカウント数でおススメな縫い糸はクルーエル糸とペルシャ糸で、ディテールの細かいデザインに適しています。写真ギフトのタペストリーを使ってカウントスティッチを行いたい場合は、手芸店にて確認の上カウント数をお選びいただくことをお勧めいたします。
タペストリー素材の奥深くまでインクが浸透させられる印刷技術であなたのデザインはプリントされます。このことでとても鮮やかな発色が可能となり、剥がれたり色あせたりしないプリントに仕上がります。カウント数が大きくなると編み目の大きさも小さくなり、編み目の穴の数も多くなります。例えば、10カウントのニードルポイントは3種類の中でも大きめの編み目を持ち、14カウントになると編み目は小さくなりますが、同じ面積内での穴の数は多くなります。細かい線のあるデザインをプリントしたい場合、ご注文の際この点をご留意ください。
デザインの周りに余白が必要な場合(フレームやステッチ用など)、デザイン画面上で余白分のスペースを加えた長さを設定してください。設定された幅と長さに合わせてプリントを行うため、余分な長さや幅が必要な際はサイズ設定の段階で生地の長さを指定する必要があります。
タペストリー生地はたくさんの編み目を持ち、それがコットンでカバーされています。暗め/ハイコントラストの画像を使用することで、ステッチを施すときにプリントの色合いがはっきり見えるのでやりやすいです。白や明るい色のデザインは淡いぼやけた印刷になってしまうので、ステッチ作業が難しくなってしまうかもしれません。