取り扱い
30℃設定で洗濯、低温での乾燥機使用か、絞らず干して乾かしてください。低温でのアイロンも可能。
ボイル生地とは?
ボイル生地は軽量かつ透き通る素材で、とても密度が高いのが特徴です。様々な異なる繊維で作成することができます。天然素材も化学素材も作成でき、ハイツイストでプレーン織りとなります。ボイルはフランス語でベールという意味で、もともとはベールとして使用されていた素材です。ボイル生地に使用されている糸はボイル糸と呼ばれ、普通の糸よりもきつくより合わせて1本の糸が作成されています(クレープ糸ほどではありません)。この糸をもう一本の糸と同じ方向により合わせて2重ボイル糸を作成することもあります。柔らかくて透き通る性質があるため、ブライダルウェアとして使用されることが多いですが、手芸、裏張り、スカーフ、洋服、ドレス、インテリアなどにも適しています。
製造工程
ボイル生地にはデジタル印刷技術を採用しています。弊社では素材によって2種類の印刷技術を使い分けています。顔料染色では生地に局部的に顔料を重ねるように印刷していきます。もう1つの印刷方法である昇華染色は2つの工程を経てプリントが行われ、まず転写紙にデザインをプリントしてから生地に熱を使ってデザインを転写します。どちらの方法でも色褪せないフルカラー印刷に仕上がります。
カスタムサイズのボイル生地の仕上げについて
オーダーメイド印刷したボイル生地には、いくつかの仕上げオプションをご用意しております。プリントが完了した状態で発送するオプションをお選びいただくと、余白が付いたまま届きますので自由に裁断してご利用ください。余白を裁断してお送りすることもできます。裁縫職人が縁取りしてから出荷する場合は、ブラックまたはホワイトの縫い糸をお選びいただけます。オーバーロックまたは折り返して縁取りします。この場合、重さが100gsm以下の素材は6~8ミリほど、それ以上の素材は15~20ミリほど縁取りに要しますので、カスタムサイズをご注文する際はこの点に注意してサイズを入力してください。