シルクへのデジタルプリント

布プリントへのほつれ止め加工

写真ギフトでは衣類の制作もしており、この布プリントサービスにもほつれ止め加工という名で裁縫サービスも行っています。生地端に裁縫を施すことで、オリジナルスカーフのように仕上がることが可能です。特にシルクのような薄く滑りやすい素材への裁縫は非常に難しく、自分で仕上げるのを断念されている方も多いかと思います。このオプションにより、お届けした時点で商品として完成しているシルクプリントとなるのです。約5－10ミリほどの布端を折って裁縫を施すため、例えば100㎝四方の布でこのオプションを付けると、約98－99㎝四方の仕上がりとなります。またデザインに合わせて白または黒の裁縫糸からお選びいただけます。生地の目によりややラインが歪みますのでこの点ご注意ください。

注意 ： 天然の絹100％の布をお選びの場合は、繊維に一切の合成繊維が含まれておりません。これらの生地にはパール（真珠）のようなやや抑えたような艶があります。そのため、合成繊維の生地へのプリントと比べると、絹へのプリントの色は鮮やかさが抑えられ、リッチで上品に仕上がります。天然絹素材へのプリントで鮮やかさを加えたい場合は、元々の画像（デザイン）の彩度を少し上げ、コントラストも強めてください。あるいは合成繊維で作られた絹の代替布で布プリントを進めることをおすすめします。もし疑問であれば、生地見本パックで絹の質感や見た目をチェックされると良いでしょう。シルク・ジョーゼット生地について、横に6%、縦に10%の収縮率を持ちます。広範囲に一色のみをプリントされる場合、印刷方法により変色や染みが生じることがあります。これはどうしても起こりうることですので、広い範囲にブロックカラーで印刷するのはなるべく避けることをおすすめします。

生地端仕上げオプション：

• 切りっぱなし：指定された生地サイズの周りを大胆にハサミでカットしただけのものになります。余白は均一ではありません。
• ほつれ止め加工：白または黒の糸で生地端に裁縫を施します。制作に追加2－3日頂戴します。
• ラインに沿ってカット：指定された生地サイズに沿って綺麗にカットします。

布プリントであらゆる要望に対応

写真ギフトでの布プリントサービスは、無駄な料金を払うことなく必要なだけご注文いただけるので、スカーフやネクタイ（ボウタイ）、高級感のある衣服、ランジェリーやドレス、そしてアクセサリーなど、デザイナーの数だけあらゆる素敵な商品へと変えていただいております。またカメラマンや絵描きの方も、自分の作品を布に印刷して展示会を開かれているようです。すべてはあなたのアイデア次第です。映画やドラマ、バラエティ番組などのプロダクションの方も利用しており、クオリティは申し分なく、また納期の速さも魅力となっています。服飾学生には特に嬉しい学割もあるので、少しお得に布プリントサービスをお楽しみいただけます。プロもアマも誰でも気兼ねなく使えるサービスです。

絹の生地の目

全ての生地には織りの流れがあり、天然生地では特に生地端がやや波打ちます。特にほつれ止め加工の裁縫により、少し目立つようになります。これは絹本来の柔らかさに由来し、印刷の際の緯糸に僅かな縮みが影響を与えます。また、天然素材への印刷の際に生地を引っ張ってテンションを与えるため、仕上がりの端のラインが歪む恐れがあります。デザイン周りに線を引いていると、その線が波打っているのが目立ったしまうかも知れません。ご注意ください。このようなラインは生地端から離すか、あるいはデザインとして使わないことをおすすめいたします。または、合成繊維の生地をお選びください。

注意：特にシルク・ジョーゼットはそのデリケートな生地の特徴ゆえに、ほつれ止め加工を施すとやや歪む恐れがあります。全ての生地は片面プリントになりますが、シルク・ジョーゼットはその薄さのため、プリントが裏面からも良く見えます。ここで紹介しているその他の生地は20％ほどの透け具合のため、基本的には白の裏面になります。

ケア：天然素材の絹へは、生地そのものとプリントへのダメージを避けるため、ドライクリーニングのみを推奨しています。写真ギフトで取り扱っている生地の中で最もデリケートな素材です。合成繊維の生地では30度以下の色物として洗濯できます。

割引き ：シルク印刷の卸売割引についての詳細は、カスタマーサービスチームまでお気軽にお問い合わせください。